acme トップページ> チック・コリア/CHICK COREA
アメリカ出身の作曲家/ミュージシャンであり、本業にしても十分通用するビブラホン(鉄琴)の演奏技術も備えている 彼の音楽性はジャズを基本に、ボサノヴァ、ロック、クラシックなどといった要素を織り交ぜた楽曲およびプレイを得意とする イタリア系とスペイン系の血をひくためか、メロディにもリズムにもラテン色が強い 初期にはフリージャズに手を出したり、リターン・トゥ・フォーエヴァーではラテンやハードロック調の演奏、ロイ・ヘインズらとストレートなジャズ、ゲイリー・バートンとの耽美的なデュオ、さらにはクラシックでオーケストラと共演など多面的な活動が目立ち、そのフットワークの軽さがかえって評価を下げる傾向もあるが、チックの生み出すメロディーには一貫した彼独特の響きがある ジャズ界でも群を抜く多作家であり、70年代には1年に2枚以上のペースで多い年には4枚、しかもそのほとんどがオリジナル曲という、驚くべき創作エネルギーの持ち主である |
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